Cryptic Writings

 税理士開業と同時に設立した法人の決算の申告期限が本日でした。実験のために設立した法人でして、まだ大した動きはなく、申告はいたってシンプルとはいえ、申告書作成から電子申告まで30分で完了しました。TKCの税務申告、優秀です♪納付書を書きたくないので、納付は国税・地方税ともにダイレクト納付の登録をしているのですが、地方税の方で初のトラブル発生。同じような方もいるのではないかと思いますので、共有のため、記載いたします。前提はeLTAX WEB版でのダイレクト納付です。

eLTAXのダイレクト納付

 納税メニューから入り、まずは納付情報の発行依頼を行うのですが、ここでひどい目に。

 画像の通り、利用者名等を入力するのですが、これは、利用登録の時の内容が自動で引っ張られてきます。この状態から必要事項を入力して、次へ進むのですが、ここでエラーが出ました。大体こんな意味のエラーメッセージが出ます。どうもカナの部分がダメなようです。

利用者名(カナ)には全角英大文字、全角数字、全角カナ文字、全角記号(¥,.()-/””「」)で設定してください。なお、小文字のカナ(ッ、ャ等)、小文字の英字(a、b等)は利用できません。(MWI043E)

 メッセージで指摘されている文字は入っていませんし、文字数も制限を超えてはいません。ヘルプをさんざん参照し、またネットで情報収集をすると、銀行口座の表記と一致させればよい、など書かれているものもあり、いろいろな方法で入力してみたのですが、毎回このMWI043Eのエラー、エラー、エラーでしてイライラも頂点となります。もう紙の納付書でいいかなとあきらめかけ、やけくそで入力したのがこちら。

 変ですよね。。。5文字以降をばすっと切ったのには特に意味はなく、ほんとにやけくそです。これで次へをクリックしたら進んでしまいました。社名が濁点あり長音ありですので落とし穴だらけだったのですかね。ケイテイアンドシーが×でケイテイでOKって。これで納付情報登録ができてしまうとは思いませんでした、ビックリです。今後このエラーが出た場合、弊所では何もひっかからないようなところで切り捨てて入力することにいたします。正しく入力するために時間を費やすよりはよっぽどマシです。まあ、納税完了の連絡も来ましたのでこれでも問題ないのでしょう。

 このたび、申告書作成~電子申告は30分で終わりましたが、このダイレクト納付の手続きが一時間はかかりました。紙の納付書の方がよっぽど早かったです。地方税もダイレクト納付を奨励されていますが、これじゃちょっと。もう少しなんとかしてほしいものです。国や地方公共団体のシステムはまだまだ使いづらいですね。。。。💀(ただし最近のマイナンバー関連は結構いいです。かけているお金の差でしょうか。)

中間納付の還付

 ところで、事業税や法人税割の中間納付分が還付、均等割だけが納付ということ、たまにありますよね。その際、eLTAXでダイレクト納付の手続きをする場合、還付分はマイナス表示され、総額が相殺された表記になっております。一瞬、ダイレクトだと納付なし?と思いますが当然そんなはずはなく、還付のマイナスを0に打ち換えないと納付情報の登録ができません。これも最初から均等割だけ表示できないものでしょうか。少なくとも総額を相殺した金額で表示させるのはやめてほしいです。

eLTAXには、より一層の改善をお願いしたいです。

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