Cigarettes & Alcohol

租税教育の講師をやりました

 先日初めて小学校での租税教育授業を行いました。緊張しました・・・。授業のテーマは税の意義・役割、及び税から社会の仕組みを考える、というもので、日本の税金の種類や公平な負担と給付の関係、税収と国の借金の現状等について学びます。申告に関係する税目のことだけでなく、税の意義、公平の考え方など、基本的なことについて私自身も考えることができたので、実務に関係はないかもしれませんが、幅が広がりとても良い経験となりました。今後も続けていくつもりです。

 授業で出題するクイズです。日本の税金の種類は何種類でしょうか?答えは約50種類です。

財務省HPより

身近な税金としてはたばこ税や酒税があります。

たばこと税金

JTのHPによりますと、1箱580円のたばこの税負担の内訳は以下の通りです。

 約61.7%が税金になっており、2019年度のたばこ税全体の税収は、約2兆円ありました。たばこ税は国税分と地方税分がありますが、国税分は税収全体の1.5%を占めています。すごいですね。一番売れている銘柄はセブンスターで、2008年度から2020年度まで連続でトップです。セブンスターの年間の販売本数は約50億本だそうです。

酒税

 酒税は酒類によって税率が異なり、下表の通りです。ビールの税率が最も高くなっています。

国税庁HPより

 この税率ですが、2017(平成29)年度で酒税の改正がありました。2020年(令和2年)10月から三段階で実施されます。影響のある酒類はビール系、清酒・果実酒系、チューハイ系です。ビール、清酒は税率は下がりましたが販売価格の値下げはないんでしょうね。気にしていないですが、2020.10月以降、安くなった実感はないです。

・ビール系(350㎖換算)

~2020.92020.10~2023.10~2026.10~
ビール77円70円63.35円54.25円
発泡酒46.99円46.99円46.99円54.25円
その他の発泡酒28円37.8円46.99円54.25円

・清酒・果実酒(1㎘あたり)

~2020.92020.10~2023.10~2026.10~
清酒 12万円11万円10万円10万円
果実酒    8万円9万円10万円10万円

・チューハイ等(350㎖換算)

~2020.92020.10~2023.10~2026.10~
チューハイ等 28円28円28円35円

 ビールは、同年の税制改正で定義が拡大しました。ビールの定義の変更は約100年ぶりとのことです。変わったのは大きく2点で、一つはこれまではホップと水を除いた原料の重量のうち、麦芽が占める割合の比率が67%以上である必要がありましたが、50%以上に引き下げられました。もう一つは、コリアンダーやハーブなど一定の副原料を使えるようになりました。(ただし副原料とできる種類や使用量は限定されています。)改正の影響の例としては、ヒューガルデンに代表されるベルギービールは日本では、改正前はほとんど発泡酒に分類されていましたが、改正後はビールに該当するようになりました。

 酒税の税収ですが、2020年度では約1兆円で国税全体の税収の2%となっています。国税庁の参考資料によると2011年度の酒税の税収は約1.3兆円、税収に占める割合は3%でしたが年々減少しています。たくさん飲んで税収増に貢献したいと思います。

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